4/18 若者ニ告グⅢ | 勉強もたまには教える数学塾

4/18 若者ニ告グⅢ

勉強も教える通信教育受験塾の捨面子(シャメンツ)です。

[4/11 若者ニ告グⅡ]にひき続いて、ご自分のやりたいことを模索中の方のお役に立ちそうな記事を紹介させていただく。
朝日新聞なので、すでにお読みの方には申しわけないのであるが。

朝日新聞 4月12日>Let's 仕事のかたち>小島貴子のキャリアスタートQ&A 欄
[よかったと思える仕事 探すには? 第三者に相談するのも一法]



[ Q1]
自分のやりたいことが具体的に分からない。
学部で勉強していることが実社会にどうつながるのでしょうか。
どういう職種に就職すれば有利なのかもよく分かりません。
(私立大4年 OUさん)

[ Q2]
興味のあることはたくさんあるのですが、それを生かしてどんな仕事につけばよいのか分かりません。
この仕事でよかったと思えるような仕事を見つけるにはどうしたらよいでしょう?
(国立大2年 YKさん)



[ A ]
「しまったはずの場所にナイ! わあぁ~」という時、OUさんはどう探しますか?
自分の行動を思い出す?
それともいつも置く場所を探しますか?

自分で見つけられない時、私は探し物発見名人(夫ともいいます)にお願いします。
名人は聞き取り調査の末、私の記憶や行動とかけ離れた場所から探し出してきます。

仕事探しも結構同じみたいですよ。
自分が思い込んでいる自分より、第三者(弱音を吐けたり、一緒にいて楽な人)が見つけてくれる自分の方が、すてきな仕事を探してきてくれたりします。

私が支援してきた経済学部の女子大生は、控えめでおとなしい感じです。
大企業の一般事務職希望。 何十社も面接し、きちんとした応対で感触もいいのに、最後の最後が通らない。
本人にも周りにも落ちる理由が分かりません。

趣味を聞いてみました。
映画、それも結末はどんでん返し、ハラハラドキドキする映画が大好きだというのです。

嫌いなことは繰り返し作業。
好きなことは結果のみえないこと、身体を動かすこと。

どうですか? 経済学部だし、事務職希望は順当かもしれません。
でも、彼女の心と身体は違うものを求めていたようでした。

それを一番感じたのが面接官だったのです。

私は、彼女が考えもしなかったエリアから仕事を探してもらいました。
好きなことから関連する業界・職種へ発想を広げていく連想ゲーム方式でたどり着いた仕事は「旅行添乗員」。

どんなアクシデントが起きるか、最後までわからないのが旅。
責任感の伴うこの仕事が、彼女にはピンときたようで、今は、元気に日本中を飛び回ってます。

彼女の一言「旅先に興味が広がり、ワクワクしています」

(埼玉ヤングキャリアセンター講師)


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